KAZU1000’s blog 阪本研究所 SK laboratory

阪本研究所 SK laboratory 代表 Kazuyoshi Sakamoto 旅行・社寺巡り・古墳調査・じゃらん旅行記

【松岳山古墳】(まつおかやまこふん)・大阪府柏原市

【松岳山古墳】(まつおかやまこふん)・大阪府柏原市 国分神社の奥に広がる丘陵上にある全長約130mの前方後円墳です。この古墳には、円筒埴輪や巨大な鰭付楕円筒埴輪(ひ れつきだえんとうはにわ)が立てられていました。後円部墳頂には組合式石棺(6枚の石板を組み合せた棺)が露出しています。石棺を覆う竪穴式石室の原状は 不明ですが、周囲に板石が大量に散乱する現状から石室は墳丘上に積石塚のように築かれていたと推定されます。石棺の南北には大板石が立てられています。南 の立石は高さ2.3m、幅1.4m、北の立石は高さが1.8m、幅が1.4mで南立石には1箇所、北立石には2箇所の円孔があります。立石の用途や何のた めの孔なのかは不明(謎)です。古墳からは銅鏡、装飾品、武器、農工具、土器、埴輪など様々な遺物の出土が知られています。所在地:柏原市国分市場1丁目(国分神社) *神社裏の小山を登る道は滑りやすい為、運動靴をお勧めします。また、夏場は虫が多いので虫よけ対策が必要です。 古墳の下部を見るのに懐中電灯(又は小型ライト)などがあれば便利だと思います。 また、松岳山古墳を見学の際には、隣接する国分神社社務所にお声をかけたほうがいいと思います。

 

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