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阪本研究所 SK laboratory 代表 Kazuyoshi Sakamoto 旅行・社寺巡り・古墳調査・じゃらん旅行記

【下桂御霊神社】(しもかつらごりょうじんじゃ)京都市西京区

【下桂御霊神社】(しもかつらごりょうじんじゃ)京都市西京区

 

桂離宮の西に位置する御霊神社(ごりょう じんじゃ)は、下桂御霊神社(しもかつら ごりょう じんじゃ)とも呼ばれる。旧下桂村の産土神(うぶすなのかみ)、桂宮家の産沙神(産土神)になる。 祭神は、橘逸勢(たちばなのはやなり)、天兒屋根命(あめのこやねのみこと)を祀る。御霊社。御霊八社のひとつ。歴史年表 創建の詳細、変遷は不明。かつて、旧下桂村の産土神として祀られていた。平安時代、876年(850年とも)、橘逸勢(782?-842)が祀られたという。江戸時代、八条宮(桂宮)初代・智仁親王(1579-1629)により、第108代・後水尾天皇の鳳輦(ほうれん)が贈られ、当社の神輿として使われた。また、天皇による「御霊宮」の勅額、社領水垣も寄進される。八条宮(桂宮)2世・智忠親王(1619-1662)より社領を寄進される。この頃の宮付き反別は、3反7畝4歩、石高は5石6斗になる。八条宮(桂宮)3世・穏仁親王(1643-1665)より水垣の寄進がある。八条宮(桂宮)5世・尚仁親王(1671-1689)より水垣修理、周囲回廊塀の寄進がある。1863年、正遷宮が執り行われ、狂言が奉納された。(奉納額)

 

 

所在地: 京都市西京区桂久方町47-1

 

 

(撮影:2017/11/16)