【巨勢山口神社】(こせやまぐちじんじゃ)奈良県御所市
【巨勢山口神社】(こせやまぐちじんじゃ)奈良県御所市
祭神は、伊弉諾尊(イザナギ)・伊弉冉尊(イザナミ)。旧葛義国・和州葛上郡古瀬邑巨勢山に鎮座延喜式内大社で延喜式が制定されたのが西暦九二七年ですから今より遡ること千年以上、更にそれ以前少なくとも五百年以前に御鎮座されたと仮定すれば今より一千六百年以上の昔より、お祀りされております。
延喜式には県内十三社の山口神社の名があり時の朝廷も山の神を敬崇され祈年祭(二月に穀物、特に稲の豊かな稔を神に祈る)の幣帛の品数は絁(あらぎぬ)・木綿・麻等々、数が多く特に山口神社に関しては各馬一匹が加えられました。(案内板より)
江戸時代には高社と呼ばれていました。この頃には祭神は諾冉二尊になっていたと思われます。 当初は大山祇命が祭神であったとされています。 標高297mの巨勢山中腹に東向きで鎮座。この神社は 相当な山の中であり、訪れる人も少ないように思えます。
所在地:奈良県御所市古瀬宮の谷303
吉野口駅 から徒歩7分(567m)。また、坂を上ったところに駐車場有り。
(撮影:2016/10/26)