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阪本研究所 SK laboratory 代表 Kazuyoshi Sakamoto 旅行・社寺巡り・古墳調査・じゃらん旅行記

【壺井八幡宮】(つぼいはちまんぐう)羽曳野市 (1/2)

【壺井八幡宮】(つぼいはちまんぐう)羽曳野市

 

武家棟梁・河内源氏氏神である。八幡神として誉田別尊(応神天皇)・仲哀天皇神功皇后主祭神とし、玉織姫・武内宿禰を配祀する。
源義家八幡太郎義家)が愛用したとされる黒韋威胴丸(くろかわおどしどうまる・重要文化財)や天光丸の太刀(重要美術品)などが伝わっている。社家の高木氏は、河内源氏八幡太郎義家の六男(五男とする見方もある)・源義時陸奥六郎義時)の子孫である。 宮内の楠は大阪みどりの百選に選定されている。一帯は河内源氏の本拠地で、寛仁4年(1020年)に源頼信河内国国司に任じられて以降、頼信・頼義・義家の3代にわたって当地に居住し、河内源氏と呼ばれるようになった。
康平7年(1064年)5月15日、前九年の役に戦勝して凱旋した源頼義が、現在地である河内国香呂峰の私邸の東側に社殿を造営し、河内源氏氏神である石清水八幡宮京都府八幡市)を勧請したのが当社の始りである。この時、地名を香呂峰から壺井と改め、壺井八幡宮武家源氏棟梁の河内源氏の総氏神とした。近くには河内源氏の氏寺・通法寺がある。壺井八幡宮本殿の奥には頼信・頼義・義家、義綱、義光を祀る摂社・壺井権現社(壺井神社)がある。

 

所在地 :大阪府羽曳野市壺井605-2

 

 

(撮影:2017/10/26)